はじめに
「せっかくホームページを作ったのに、問い合わせが来ない……」 「どこに何があるか分かりにくい、と言われてしまった」
そんな悩みをお持ちではありませんか? ホームページの成功を左右するのは、洗練されたビジュアルだけではありません。訪れたユーザーが「迷わずに目的を達成できるか」というユーザビリティ(使い勝手)こそが、成果に直結する鍵となります。
今回は、プロの視点から「使いやすいサイト」を作るためのユーザビリティテストの基本と、改善のポイントを分かりやすく解説します。
目次
そもそも「ユーザビリティ」とは?
ユーザビリティを直訳すると「使用性」ですが、Webデザインの世界では「ユーザーがストレスなく、スムーズに目的(購入、予約、資料請求など)を達成できる度合い」を指します。
使いにくいサイトがもたらす損失
離脱率の増加
3秒以内に目的の場所が見つからないと、多くのユーザーはサイトを閉じてしまいます。
ブランドイメージの低下
「使いにくい」という体験は、そのまま「不親切な会社」という印象に繋がってしまいます。
機会損失
興味を持ってくれた人が、入力フォームの使いにくさで諦めてしまうのは非常にもったいないことです。
誰でもできる!ユーザビリティテストの基本手法
専門的な設備がなくても、ユーザーの「迷い」を可視化する方法があります。代表的なのが「思考発話法」です。
- 被験者を見つける
自社のサービスをあまり詳しく知らない人(知人や新入社員など)に協力してもらいます。 - タスク(課題)を出す
「このサイトから、お問い合わせフォームに辿り着いてください」「料金ページを見つけてください」といった具体的な課題を出します。 - 声に出してもらう
操作中に「どこをクリックすればいいか迷うな」「この言葉の意味が分からないな」と、感じたことをすべて声に出してもらいます。 - 観察に徹する
途中で助け舟を出してはいけません。どこで手が止まったか、どこを読み飛ばしたかを記録します。
デザイン改善に活かす「チェックリスト」
テストの結果、多くのサイトで共通して見つかる「改善のヒント」をリストにまとめました。ご自身のサイトと照らし合わせてみてください。

ボタンはボタンに見えるか?
- クリックできる場所が明確か。
- 影がついている、あるいは色が変わるなど、直感的な工夫があるか。

ナビゲーション(メニュー)は整理されているか?
- メニューの項目が多すぎないか(理想は5〜7個以内)。
- 専門用語を使わず、誰にでも伝わる言葉になっているか。

スマートフォンでの視認性は?
- ボタン同士が近すぎて、押し間違えないか。
- 専門用語を使わず、誰にでも伝わる言葉になっているか。

視線の誘導がスムーズか
- 「左上から右下へ」という人の視線移動(Fの法則・Zの法則)に沿った配置になっているか。

改善のサイクルが、強いサイトを作る
一度作って完成、ではなく「使ってみて、直す」というサイクルを回すことが、ホームページを「動く営業マン」に育てる最短ルートです。
私たち How about では、お客様が専門知識を持たなくても安心して運用できるよう、制作段階から徹底したユーザビリティ設計を行っています。さらに、公開後も毎月のサポートを通じて、常に「最新で使いやすい状態」を保つお手伝いをしています。

「何から手をつけていいか分からない」という方も、まずは一度ご自身のサイトを第三者の目で見つめ直すことから始めてみてはいかがでしょうか。

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